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タイ王国、タプラヤ地域の支援が終了を迎えました

(2021.10.5)

チャイルド・スポンサーシップを通して2009年から13年間ご支援いただいてきたタイ王国のタプラヤ地域開発プログラムは、当初の計画を達成し、2021年9月末日をもってプログラム終了を迎えました。

皆さまのご支援により、地域が変わり、子どもたちが「豊かないのち」を生きられるようになりました。
心からの感謝とともに、地域での活動をご報告いたします。

生計向上:地域内の仕事で生計を立てられるようになりました

地域住民の9割が農業で生計を立てていましたが、毎年のように起こる干ばつで生産性が落ち、家計をまかなえていませんでした。そのため、収入を得るために子どもを働かせる家庭も珍しくありませんでした。

支援を通じ、養豚や養鶏、キノコ栽培などの生計手段の多様化のための研修や、干ばつ対策のための水管理計画や貯水池建設、農業生産性向上のための技術研修などを行ってきました。支援当初は世帯年収が23,000バーツ(最低限の額)を超える世帯は1割もおらず、9割以上の世帯が最低限の生活もできていない状況でしたが、2015年には、地域の平均世帯年収が62,120 バーツにまで向上しました。また、職業訓練校に必要な資材の支援を行い、子どもたちが将来働くために必要な能力を身につけ、卒業後安定した収入を得られるようになりました。

年収23,000バーツ(生活に必要な最低限の額)を超える世帯・労働人口(15歳~60歳)のうち、安定した収入を得られる割合

教育:教育環境が整い、就学率も学力も向上しました

タプラヤ地域はカンボジアとの国境に面しています。仕事を求めてカンボジアから移住してきた家庭の子どもたちは、タイ語の知識がなく、勉強についていけませんでした。また、貧しい家庭では、親が教育の重要性を理解しておらず、働きに出ている子どもたちも数多くいました。

支援を通じ、地域住民や保護者に教育の重要性を伝える啓発活動や、タイ語が苦手な子どもたち対象の読み書き講習、早い段階で学習習慣を身につけるための就学前教育の充実、子どもたちの学力向上のための教員向けの研修などを行ってきました。上級生が下級生を教える制度も導入され、子どもたちが切磋琢磨した結果、272人の子どもたちの読み書き能力が向上しました。教育の重要性の理解と、学力アップのための活動が実を結び、義務教育課程の卒業率やタイ政府による学力試験の合格率を向上させることができました。

先生たちが自分で教材を作るようになり、子どもたちは学習に関心を持つようになりました先生たちが自分で教材を作るようになり、子どもたちは学習に関心を持つようになりました

支援地域から感謝の動画メッセージが届いています!

支援を受けたチャイルドの声

「チャイルド・スポンサーシップの活動に参加し、私も家族も大きく変わることができました。両親は野菜の栽培や養鶏のための支援を受け、私たち兄弟は学校に通うことができました。また、私はさまざまな研修を通し、考える力、表現力、意思決定などの能力を身につけ、人生の選択ができるようになりました。警察官になる夢を持てるようになり、現在は警察訓練生として勉強しています。

私たちを支えてくださったスポンサーの方には、本当に感謝しています。支えてくださったおかげで、私たち自身も、家族同士お互いに思いやりを持てるようになりました。また、さまざまな研修によって家族全員が技術を身につけ、成長することができました。家族みんな、良い人生を送ることができています。ありがとうございました」

タプラヤ地域で育ったスメトスさん(21歳)「皆さまのご支援により、警察官になる夢を見つけることができました」タプラヤ地域で育ったスメトスさん(21歳)「皆さまのご支援により、警察官になる夢を見つけることができました」
リンク さらに詳しくタプラヤ地域開発プログラム終了報告書を読むにはこちらpdfアイコン

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タイ:子どもたちはこんな支援地域で暮らしています

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